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奨学生エッセイ
 
 
 
「I Love China!」と「Thank you, Japan!」
中国出身。2005年来日。
早稲田大学国際教養学部国際教養学科3年在学中。
趣味は音楽を聴くこと、歌うこと、読書、切手収集、撮影。
 
 

中国はとても広くて、人口が多くて、56の少数民族がいる大きな国だ。私は東京に来る前、中国の上海に18年住んでいた。その間私は上海から出たことがなかったので、子供の時から自分が上海人としてのアイデンティティーを中国人より大事にした。なぜなら、自己紹介は同じ中国人同士にするしかないので、地方の特徴を表わすため。しかし、日本に来て、早稲田で勉強してきたこの3年間、私はどんどん“中国人”になってきた。変わる過程は思ったより早くて自然だった。

私は日本に来る前、祖父母やメディアから中日戦争と中日関係について色んなことを教えてもらった。今から見ると、あの時の私は片面な話と評論を聞いて日本人に偏見を持っていたことを感じた。しかし、最初は全然分からなかった。2005年の9月、私は「日本人は中国人が嫌いだ」というイメージを持って、東京に着いた。国際教養学部は英語で授業するので、私は日本語をあまり習わなかったままで日本に来た。最初の1ヵ月は日本語が全然分からなくて、とても辛かった。時間が経ち、私は日本語をどんどん話せるようになってきて、学校でもアルバイト先でも日本人の友達がたくさんできた。日本に来る前友達から「もし日本人から話をかけたら、自分が中国人だと言わないで。言ったら、いじめられるかもよ」と言われたのに、私は今の友達と初めて出会った時はやはり「出身は中国です」とはっきり答えた。でも意外と皆は親切だった。最初のアルバイト先の店長は大学時代中国北京大学に交換留学した経験があって、中国に対して特別な感じを持った優しい人だった。そして、ある友達は私に「中国からなの? すごい。I love China!」と言った。英語の発音はすこし分かりにくかったのに、私にとってはとても大事な一言だ。今、私には日本人の友達が増えてきた。皆からお世話になって、毎日楽しんで過ごしている。

国から離れて、外で生活している私は以前より中国の政治や経済など色々なことに関心を持つようになった。8月8日からの3週間は北京オリンピックのため、2008年は中国にとっては大事な1年間だ。4月に私は友達60人くらいで長野の聖火リレーを応援しに行った。途中で色んな事件があったのに、日本にいる中国人が集まって、国旗と「中国頑張れ」、「I Love China」のスローガンを掲げて、心から自分の国を応援した。私はあの日、震撼させれた。実は皆もともと中国を愛している。しかしこの様な場面を見ると、自分の今までの感情を具体的に激発されて、深化した。あの時、一番感謝したかったのは中国を応援した日本の人々と警察だ。あなたたちの支持は中国にとっては大切な力だ。

私は「日本は地震が多い」というイメージを持っている。これから大きい地震が起きないように祈る。しかし、今年5月12日中国の四川で7.8級地震が起きた。怖かったと思いながら、中国人は全員団結して四川の皆を救い助けた。カメラの前で学生達は「We All Love China. 自分のため、家族のため、国のために四川の皆頑張れ!」などさまざまな激励を録音して四川に送った。日本と世界各国も寄付金や寄贈品や救援人員など色んなことを協力して助けた。私の友達も私を心配してくれた。新聞を読んだ翌日、何人も私に電話かけてきて、「家族やお知り合いとか皆大丈夫?」と聞いた。私はとても感動して、心が温かくなった。

時間が過ぎるのが早くて、もうすぐ4年生になる。最初の1人で家から出て、新しい環境で生活する時の寂しさと恐れも、いつの間にか消えた。今の私は東京にいて、毎日新しい挑戦をしながら、楽しく生活している。まだ若者なので、時間と命を無駄しないように、忙しくて充実している学生生活を送っていくほうがいいと思う。毎朝、「I Love China!」と「Thank you, Japan!」の気持ちを思い、新しい一日を始める。毎日の太陽は素敵だ。

 
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