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奨学生エッセイ
電車から分かる−日本と台湾の差
 
 
 
台湾出身。2008年来日。
上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻修士課程1年在学中。
研究テーマは、台湾と日本の英語教科書の違うところを研究したい(今考え中)。
趣味は、旅行、音楽を聴くこと、運動。
将来の夢は、英中日三つの言語の翻訳者。
 
 

いよいよ、日本にいるもう一年半になった。この間、いろんなことを体験し、嬉しいこともあるし、悲しいこともちろんもあった、そして日本のことももっと詳しく知ってきました。今もう日本の生活に慣れましたので、別になに驚いてないが、最初に来日の時はいつも人を観察し、毎日面白いことが発見してた。日本と台湾は同じアジアの国なのに、いろいろなところでは結構違う。その差が普段乗っている電車からも見える。

まずは日本の電車、特に東京の電車では毎朝と毎晩学校と会社に通う時間帯に限らず、いつでも乗車量が高い。特に私が通っているの埼京線、まるで東京都の人々皆乗っているくらい、毎日どの時間帯でも込んでいる。ドアが閉めれない場合は、乗務員も手伝って、乗客を奥に押し込むのは不思議なことだと思う。台湾では通う時間帯以外はそんなに込んでいない、絶対この電車乗らなければならないの気持ちもあまりない。そして、土地が広いのせいか、日本人の平均通勤時間は長い。30分の通勤時間は普通で、一時間かかって通っている人が多い。その上、時々一時間以上もかかる人もいる、会社に着く前もう疲れるとよく言われている。これに対し、台湾人は幸せです。台湾の平均通勤時間は十数分ぐらいで、30分はもうやや遠いと言われている。新幹線なら台北(台湾の北にある都市)から高雄(南にある都市)まで二時間もかからない、台湾での旅行や移動はとても楽です。ちなみに、台湾の新幹線は日本に頼って造ったものなので、日本のとそっくりです。初めて日本で新幹線を乗った時、ただアナウンサーの言語が違うと感じた。本当にびっくりした!

両国の電車を利用する人も大変違う。日本は年齢、性別、職業を問わず、誰でもほとんど電車で通う。この前私が中国語を教えていた学生は銀行の経理なんだが、いつも電車で通うのは私が驚いた。聞いてみたら、彼は車が持っているが、週末や旅行の時しか乗らない。電車は便利し、駐車場を探すなどのことで悩むことも必要がないので、平日は必ず電車で通う。台湾では女性乗客が男性より多いの上、経理くらいの人もほとんど電車を乗らない。男性はできれば車で通う。なぜなら、一つの原因が車はちゃんと行きたい所まで行ける、電車のほうは駅を出てから目的地までまた歩くからだ。もう一つ重要な原因は、車は地位の代表だ。台湾の男性はちょっとお金を貯めれば、ローンをしても車を買うことになる。ちなみに、台湾でスーツを着る人はもともと少ないです。普通の人は重要な場合しかスーツを着らない、特にスーツコートまで着るのは葬儀の場合が多いので、日本の電車でたくさん黒いスーツコートの着る人を見る時、台湾人の皆がすごく変に感じれる。

電車はただ一つの交通手段ではなくて、電車からいろんな台日の文化差が分かることもできる。普段のことをちゃんと観察すれば、もっとあの国の国情や国民の性質が分かってくるので、面白いかぎりだ。

 
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