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奨学生エッセイ
 
 
 
社会人として日本で働いてみたら、気づいたこと
タイ出身/2013年9月来日
筑波大学 生命環境学科 生物学群卒業
現職:エイブリック株式会社 商品開発職(半導体)
趣味:キックボクシング、水泳
将来の夢:国際的な人材になり、世界を良くすることに携わること
 
 

自分は来日する前、ずっとタイに住んでいました。高校を卒業してから、日本へ留学しに来た自分の緊張感を今でも覚えています。自分の人生の第一歩であり、その日からもう5年経ちましたが、家を出た時、空港に着いた時、飛行機に乗った時、すべての起きたことを忘れずに生活して参りました。4年間、大学で生物専攻として勉強しました。授業や研究も全部生物関係でしたが、新しいことにチャレンジしたいと思い、自分の専門分野以外、別の業界希望で就職活動をしていました。

2017年、学部生として、日本で就職活動をしてみました。企業説明会や面接に行ったりしていました。最初はあまり上手くいかなくて、一瞬諦めようと思ってしまいましたが、最後まで頑張りまして、9月に半導体メーカーから内定をもらいました。そのため、2018年4月から入社し、社会人になりました。

入社してから、4ヶ月しか経っていませんが、大分社会人生活に慣れてきました。様々な研修を受け、色んなことを勉強しました。学生時代に習ったことのない、別の世界に入りました。この世界では、自分のみならず、周りの人々のことを考えながら行動するという世界であり、他人の立場で考える必要性があります。そのために、まず自分の視点あるいは物の見方を変えなければなりません。この新たな世界で沢山の経験を積んだり、体験したりして、一歩一歩物の見方を変え、いつか「先意承問」という四字熟語を身につけ、立派な社会人になるために頑張っていきたいです。もちろん、難しいだろうが、これは社会人の第一歩じゃないかと思います。

社会人になって学生との違いあるいは社会人の心構えは大きな3点があると考えます。一つ目は「目的」であり、社会人は自分のみならず周りの人々もしくは社会のために行動するので、一緒に考えながら協力する重要性があります。なので、二つ目の違い「人間関係」も大事だと考えます。人間関係の良い職場は仕事効率が高いし、他人と仲が良ければ長く続けると思われます。さらに、社内だけでなく、社外の人間との人間関係を円滑にすることが必要で、不言実行で進めずに、ちゃんと積極的にコミュニケーションを取る事が大切です。

最後に、三つ目の心構えは「自己管理」であり、毎日に目標を掲げ、自分の精神や行動をその目標に向かって管理することです。目標を明確に理解しているのならば、そこに向かうために自分を鼓舞してモチベーションを維持し続けることができ、逆に目標が曖昧だとあきらめてしまいがちになってしまうのです。併せて、時間管理、体調管理、感情の管理、モチベ―ションの管理は自己管理の大切なポイントと考えます。結論として、立派な社会人になるのに、「目的を明確にする能力」、「人間関係能力」、「自己管理能力」が必要となることは間違いなく確実であります。

商品開発職希望で入社しましたが、実際に研修やOJTを受けてみたら、自分には向いていないかもしれないということが分かりました。今は自分が何をしたいかというと、自分の語学力やコミュニケーション能力を活用したいと思い、国内のみならず海外営業をしたいという気持ちが強いです。自分の得意な能力を活かすと会社に貢献でき、早めに戦力になれる気がします。そのため、OJTが終わったら、年末の上長との面談ではっきり言おうと思います。社会人として、まだ経験は少ないですが、これからもずっと自分の道を自分で選び、日進月歩で成長していきたいと思います。

 
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