日本へ来てからもうすぐ3年が経ちます。一番驚かせるのは色彩の変化に富んでいる日本の四季です。ピンクの春、多彩の夏、紅葉の秋、白の冬。それぞれの季節が私の留学生活を豊かなものへ変えてくれました。
◇ピンクの春
その中でも一番印象的な季節は春です。日本の代表的な花である桜がとても印象に残っています。花が咲く前から開花を待ち望んでいる雰囲気すらあります。大学入学時期など、節目の時期にたくさんの花が咲くので、大変印象に残りやすいと思います。時期になったらピンクの花が一斉に開花します。見ていると、ほのぼのとした気分になれます。その時期に木の下に座って花見をするのが最高です! 幸い、私の住む部屋の窓からも桜の木が見えます。部屋から出なくても桜の風景を楽しむことができます。桜はすぐに散ってしまいますが、散る時にヒラヒラと風に乗る花びらがすごく美しく、直接本物を見ると幸せすら感じさせます。
◇多彩の夏
大学の時、中国の天津というところで過ごしました。天津の夏はとても蒸し暑くてどこへも行きたくなくなったほどです。日本の夏もとても暑いのですが、木に葉っぱがたくさんついたり、色とりどりの花が咲いているので、日陰下を散歩したり、花々や木々を見てまわると、涼しくとても心地よい気持ちになります。
また、日本では夏に花火大会が多く開催されます。日本の花火は最高だと思います。いっぱい種類があって綺麗です。浴衣を着て友達と花火を見に行って、賑やかで幸せです。人生も花火のような多彩な綺麗な花を咲かせよう!
また、日本には梅雨の季節もあります。そのため、初夏には雨が多く、たまに太陽の出る日もあるのですが、それでも少し雨が降ってくることが多いです。そんな中、傘をさして歩くと、不思議とロマンチックな気分すら出てきます。
◇紅葉の秋
日本の秋の特色は紅葉です。日本の秋はどこへ行っても豊かな紅葉が見られます。「紅葉行こうよ!」。山に登ったりして紅葉の秋を味わっています。山の紅葉に惹きつけられて、遠くまで行ってみたいと思い、行ったことのない道を歩き回っていると、まったく別の真っ赤な世界に連れて行ってくれるのではないかと感じることもありました。火が燃えているような赤の世界が、人生にたくさんの情熱を込めていきましょうと励ましてくれます。
◇白の冬
日本の冬はそんなに寒くないと感じました。薄いコートさえあれば寒さをしのぐことができました。私が住んでいる茨城県は雪が降らないのですが、長野県などたくさん雪が降るところもあります。そのようなところでは白い冬を味わうことができます。長野県にいって、スキーなどウインタースポーツをしたりすると、一面の真っ白な世界に囲まれ、自分はどんなに小さな存在なのかと感じ、大自然の偉大さを感じます。
綺麗な季節を経てたくさんの友達ができて、色々なところに旅行することで、より日本の季節を感じ、日本の風景をみて、日本の社会を味わって、日本で楽しく過ごしています。
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