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奨学生エッセイ
 
 
 
京都
コンゴ民主共和国出身/2007年7月来日
名古屋大学大学院 国際開発研究科 博士課程 2年在学中
趣味:サッカーをやること、読書
将来の夢:環境や貧しい国の開発のため働きたい
研究テーマ:The traditional ecological knowledge of the indigenous people. The case
study of the Ambuun people of Yassa village in Dem. Rep. of Congo.
 
 

このエッセイの目的は「コンゴ民主共和国の子供たちは休みの間は何をしているか」分かち合いたいと思います。今回指している子供たちは田舎の子供たちの8〜15歳までについて話したいです。学校に行ける子供たちについて話したいです。

コンゴ民主共和国は国が広いので、場所によってことが違っているけれども、一般的には、似ている子供たちの生活の状態は一緒です。最近多くの父親たちは働く状態が酷くなりました。仕事は少ないし、親の給料が低いし、子供の数も多いし、子供たちが働くことになってしまいました。私は日本人の子供たちを見ると、本当にうらやましいです。なぜなら、日本人の子供たちは休みの時、よく遊ぶ場所や時間があるし、好きな物を食べられるからです。コンゴの子供たちは違って、なかなか遊ぶことができません。しかし学校に行ける子供たちは休みの間は「どうやって学校の洋服が買えるか」を考え、それから働くことをしてしまいます。しかし子供たちがどんな仕事をやっているか、だれとその仕事をやってるか?

ある子供たちは親と働きに行っています。一番の仕事は畑に行くことです。畑の仕事が終わってから、畑から家まで、頭で農産物を運びます。農産物以外には、火にかける枝を運びます。それに、家から売り場まで農産物を売りに行きます。また頭で荷物を運びます。運ぶ物は重いし、長い時間で、3時間以上歩きます。ある子供たちも他の子供たちとともに働いています。親が頼んだことをやっていたり、子供たちが自分から選んだことをやります。それは川から水などを運ぶ、家庭の皿あらい、服を洗濯する、掃除(そうじ)、料理をつくるなどです。たとえば、魚つり。これは一番子供たちに人気がある仕事です。とった魚は料理を作るためではなく、売りものになります。売ったお金は親にわたします。親や他の子供たちと以外に、子供が一人でも働いています。一人で魚つりに行ったり、果物を取りに行きます。もらったものは売り物になり、売ったお金も親にわたします。

上の状態の結果が大変です。子供たちが働いていることは安全ではありません。仕事をやるうちに、事故が起きて、亡くなる子供たちもいます。疲れて、子供が病気になります。それに、子供たちがぜんぜん遊べないと、元気がなくなり、勉強もできません。本当は子供は働きながら仕事のことを学ぶけれど、でも今回の働く目的は好きな物を買うためです。これは子供たちがしかたなくやっていること。これは洋服を買うため、上の仕事やります。自分たちの親がきちんとしてお世話をしなければ、やっぱり子供たちは仕事ができません。

私の夢はコンゴの子供たちがぜんぜん働かなくてもよい国を見ることです。コンゴが日本のような国になれば、子供たちが日本の子供たちのような生活ができれば、私は満足です。

 
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