今年は日本に来て5年目になります。最初の1年は日本語学校で過ごし、その後熊本大学に入学し、現在大学4年生です。日本で過ごしたこの5年間を振り返りたいと思います。
最初は2015年4月に日本語学校に入学しました。その時の日本語は上手ではありませんでした。当時は日本語の勉強と留学生試験の準備で、毎日忙しかった。しかし日々の勉強を積み重ねて、大学に入る夢はだんだん近づくことを心に考えて、忙しいけど、とても充実な生活でした。ようやく日本語学校の学業を終え、一年後に熊本大学に入学しました。それから自分の生活リズムは変わってしまいました。このことは今4年生になって、研究室に入って気付きました。大学に入って、授業の大変さが分かりました。本の内容は全部日本語で書いてあるので、読むのはすごく遅く、苦労しました。その時、どのようにしたら日本人の学生並に読む速度や理解度を上げられるのかと考えました。思いついた案は二つありました。一つ目は学外内に問わず、できるだけ日本人だけの団体に入って、日本語のみの環境に自分を置くことでした。二つ目は日本語の文章を読む際、母語である中国語を通さず、直接に日本語を理解することでした。一番目の方法は確かに日本語の会話能力を高めました。残念なことに二つ目の方法は悪い結果を引き起こしました。それは授業の内容が完全に理解できていなかった。中国語を通さず、結果として日本語を読む速度は上がりましたが、文字のイメージだけを頭に留めて、読み終わると、実際の意味は理解してなかった。それに気付いた自分は速やかに読むことをやめて、ちゃんと書いてあることの意味を理解できるペースに方針を変えました。変えた後、理解度は確実に高まり、表面的なものではなく、本質者的なものを追求するべきと思いました。
大学時代は試行錯誤の中に進んできました。人生も試行錯誤をしつつ、正しい方向を見つけると思います。これから、今までの経験をもとに、未来へ向かっていきたいと思います。
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