こんにちは。コロナ時代の中で皆さんはそれぞれの夢に向かって頑張ってると思います。
私はモンゴル国立医科大学在学中、大学のCardiologyクラブにも所属し、循環器疾患、特に心不全に興味を持って学問に励んでいました。卒業後は自身の研究レベルを高める事を希望し、2017年4月より東京大学大学院医学系研究科内科学専攻の研究生となり研鑽を深めておりました。研究生として心不全及び肺高血圧症の研究に取り組んでいたところ、継続して研究を続けたいとの希望から、2018年4月に東京大学大学院医学系研究科内科学専攻に入学し、研究に取り組んでいるところであります。研究生時代の仕事については心臓病学会、心不全学会で発表し、大学院の仕事については毎年、日本循環器学会で発表し、また今年度のESC(European Society of Cardiology)学会でも発表予定であり、今後は業績を積み上げていきたいと考えております。
日本に留学した理由としては心不全、肺高血圧症について学び、研究し、最新の診断や治療法などの知識を身につける事です。現在は大きく分けて二つの研究をしております。一つ目は肺高血圧症になりやすい、また心臓病変を起こした場合には非常に予後が悪いと言われている全身性強皮症の心臓病変を心臓MRI 検査で検討すること。二つ目は心臓移植後の拒絶反応を心臓MRI 検査での検出について研究することです。今後、研究の結果を多くの患者さんの診断や治療に応用していきたいです。また社会に貢献できる素晴らしい人材になるためにこの留学期間で思うように全力で頑張って、自分自身の能力を最大限に伸ばせるような教育をめざし、進めております。現在、我が国モンゴルの状態では心不全、重症心不全、肺高血圧症などの専門家が少数で、しかしその病気で悩んでいる患者数は少なくありません。その患者さん達を救いたい気持ちから留学したいと思いました。
東京大学医学部附属病院として、他の大学病院では行っていないような新しい医療や診療が行われ、その知識を生かして、自分の能力を最大限に伸ばせるような教育を心がけています。特に心不全、肺高血圧症について研究し、最新の基礎や臨床研究の結果を診断し、治療に応用していきたい、我が国モンゴルでのトップレベルの循環器内科の医師として診断し、治療レベルの向上に努めたいと考えております。我が国をリードする素晴らしい人材になるため、今まで治療不可能であった疾患に関しても治療が可能になるように挑戦していきたい、この留学期間で思うようにできるだけ頑張って勉強し、ぜひ社会に貢献できる人材になるため努力したいと思っております。大学院生として東京大学医学部付属病院の診療をみている中で、日本の医師としての資格を持つことを希望し、大学院での研究生活と並行して、日本の医師免許所得に向け日々勉強しています。2020年10月には医師国家試験を受けるために必要な資格である日本語診療能力調査試験に合格しました。これは日本語での診療や日本語での診療やカルテの記載等、医師としての日本語能力を確認するもので、専門用語を母国でない日本語で患者さんへわかりやすく伝える事は難しかったです。今後はコミュニケーション能力や知識のある、優れた循環器内科医を目指して、日々勉学や研究に頑張りたいです。ありがとうございました。
コロナ時代の前、研究室の皆さんに私の誕生日を祝って頂きました。 これからも頑張ります。
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