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7つのアルバイトが教えてくれた、私の日本物語
ネパール出身/2022年4月来日
立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 マーケティング学科 4年在学中
趣味:絵を描く、ボランティア活動、旅行
将来の夢:起業家
研究テーマ: 起業家マーケティング:新規事業における創造性と戦略の交差点
 
 

私が日本に来たのは2022年で、今は留学してから3年半になりました。日本の留学生としてアルバイトを始め、今まで7つのアルバイトの経験があります。最初は生活のために始めたアルバイトでしたが、今ではどの職場も、私にとって大切な思い出となっています。それぞれの仕事で、私は新しいことを学べたし、日本をもっと深く知るきっかけになりました。

@工場での仕事
日本に来て初めてのアルバイトは別府市近くの工場でした。週末に8時間ずっと商品の箱詰めをして、働き続ける毎日でした。会話もなく、ただ黙々と作業する時間の中で、「働く」ということの厳しさと大切さを初めて実感しました。働くことの重さはこの経験から学びました。

Aホテルでの接客
2回目のアルバイトは、別府市内の大きなホテルです。ホールスタッフとして働いて、一週間に4回ぐらい働きました。初めて日本語でお客様と話す仕事で、最初はとても緊張しました。でも、ミスをしながらも笑顔で接客するうちに、日本語だけでなく、「気持ちを伝える力」を身につけることができました。それたけではなく、日本人の友達を作ることで、日本語も少しずつ上達しました。

B焼肉屋さん
次は、家から近い焼肉屋さんで働きました。食べ放題のお店だったので、毎日たくさんのお客様が来店し、注文が次々と入ってきました。ホールとキッチンを行ったり来たりする日々はとても大変でしたが、この職場で私は本当の「忍耐力」を学びました。この経験から、忙しい環境でも落ち着いて対応する力や、複数の仕事を同時にこなす柔軟性を身につけました。

Cグローバルリーダーズ
次は、「グローバルリーダーズ」という活動で、高校生に英語を教える仕事をしました。九州各地の高校を訪問し、生徒と英語で会話をしながら、日本のさまざまな地域を知ることができました。別府の地獄めぐりや、長崎、福岡などに行ったり、日本料理を食べたり、とても楽しい経験でした。

D大学のティーチングアシスタント
大学で、教授の補佐としてティーチングアシスタントを務め、日本人学生と留学生が言語の壁を乗り越えながらプロジェクトを進める際の授業マネジメントとサポートを行いました。自分の知識を活かして誰かの役に立つことの喜びや、チームで協力することを学びました。

Eスーパーのレジ
現在はショッピングモールのスーパーでのレジで働いています。仕事では、日本人と交流する機会に恵まれました。最初は日本語で接客することが怖かったですが、お客様が「頑張ってね」と声をかけてくださり、その一言に何度も救われました。たった一言でも、人を元気にする力があることを知りました。

F旅館
日本に来て2年目から続けている、特に特別なアルバイトをご紹介したいです。別府にある小さな旅館でのアルバイトで、私はここを第二の故郷と呼んでいます。単なる職場というだけでなく、温かく歓迎してくれる雰囲気で、同僚たちはまるで家族のように接してくれます。

とても協力的で居心地の良い雰囲気なので、卒業しても働き続けられるよう、もっと長く居たいと思うことがよくあります。こんなに素晴らしい人たちに出会えたことに、心から感謝しています。

7つのアルバイトを通して、私はただ働くだけではなく、日本の文化、人の温かさ、そして自分自身の成長を感じることができました。

アルバイトの経験を通して、日本語が完璧でなくても、誠実であれば自分の考えや気持ちを伝えることができることを学びました。これからも、日本の人々と関わり続け、もっと深くつながっていきたいです。そう思わせてくれたのが、この7つの「出会い」でした。

 
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