毎年恒例の奨学生交流会は、財団役職員及び出捐会社である双日�鰍ﾌ関係者を一堂に会し、奨学生との交流を図ってまいりましたが、昨年度に引き続き今年度も新型コロナウィルス感染予防のため、Zoom会議システムを活用したオンライン交流会として9月22日に開催されました。

オンライン交流会には当財団から奨学生を支給している外国人留学生18名と、財団の佐藤理事長、牛嶋専務理事及び双日人事部からも参加いただきました。

第1部では総合商社双日�鰍ﾌ会社説明会が行われました。双日人事部の小竹さん、西脇さんから「総合商社」の様々な機能、事業フィールドなどについての説明があり、奨学生からは「他商社との大きな差は何か？」「双日に外国人スタッフはどの程度、どのような部署にいるのか？」など質疑応答も行われ「総合商社」の活動に理解を深めてもらいました。

第2部では財団の佐藤理事長、牛嶋専務理事との懇談会が行われました。佐藤理事長から奨学生に選考された皆さまへのお祝いの言葉に続き、コロナ禍など変化の中での順応性、仕事をする上での健康の重要性なども含め、奨学生に期待する言葉を頂きました。

奨学生の自己紹介に続き「コロナ禍での日常の過ごし方」などのテーマで話が始まりましたが、奨学生からは「移動が制限されどこにも行けずストレスが溜まった」「継続的なイベントには楽しさを創っていけばオンラインでも参加しやすい」などオンライン乍ら活発な意見交換が為されました。佐藤理事長には双日に入社された動機、社長として苦労されたこと、喜びとなったことなどざっくばらんな質問から、ネパールの奨学生からは何故ネパールに企業を設立しないのか、など現実的な質問も出されオンライン交流会といえども奨学生の皆さま、財団役職員共に有意義な時間を過ごすことが出来ました。