毎年恒例の奨学生交流会が9月9日に開催されました。

コロナ禍、2年連続でオンライン会議システムでの開催を余儀なくされてきましたが、本年度は感染予防対策を講じたうえで双日本社並びに都市センターホテルにおいて対面での交流会・懇親会が開催されました。

当財団の母体会社である双日(株)本社で行われた会社説明会では、人事部から「総合商社」の様々な機能、事業フィールドなどの全般的な説明に加え、元財団の奨学生で現在双日の営業本部に勤務されているナラヤンさんから、自身で手掛けている事業内容の具体的な紹介もして頂きました。その後、質疑応答が行われ「総合商社双日」の活動に理解を深めてもらいました。

会社説明会に引き続き、当財団佐藤理事長、川上専務理事との懇談会が行われました。

まず理事長よりご挨拶があり、奨学生に選考された皆さまへのお祝いの言葉に続き理事長ご自身の学生時代のこと、商社を目指したきっかけなどを含め奨学生に期待する言葉を頂きました。奨学生からは「経営者として今の20代の若者、新人に期待していること」「コロナ禍での会社経営、働き方の変化」などの質問があり、理事長、専務理事を囲んでの活発な意見交換が為されました。

夕刻から都市センターホテルに会場を移し、OBを含む奨学生20名と財団役職員、及び双日の関係者合わせ総勢45名が一堂に集い奨学生との交流、懇親が図られました。

奨学生の皆さんからは、自己紹介・研究の説明・近況報告のスピーチがありましたが毎年のことながら奨学生の皆さんの日本語でのお話の上手さに出席者の皆さんは感心していました。今年度は立食スタイルではなく、コロナ禍感染予防対策上テーブル着座形式での開催でしたが、財団役職員共に有意義な時間を過ごすことが出来ました。