毎年恒例の奨学生交流会が9月22日〜23日に開催されました。
初日の22日は、午後から双日本社会議室に於いて、当財団の主たる出捐会社である双日(株)の会社説明会が行われました。ここでは、人事部から「総合商社」の様々な機能、事業フィールドなどの全般的な説明に加え、元財団の奨学生で現在双日の営業本部に勤務されているナラヤンさんとのトークセッションを通じ「総合商社双日」の活動に理解を深めてもらいました。
会社説明会に引き続き、当財団佐藤理事長、川上専務理事との懇談会が行われました。
まず理事長よりご挨拶があり、奨学生に選考された皆さんへのお祝いの言葉を頂きました。奨学生からは自己紹介に引き続き、理事長、専務理事に対し様々な質問があり、理事長、専務理事を囲んでの活発な意見交換が為されました。
夕刻から都市センターホテルに会場を移し、出身国16か国に及ぶ奨学生23名と双日の関係者、財団役員・職員合せて総勢52名が集い、懇親会を開催しました。奨学生からは、自己紹介・研究の説明・近況報告のスピーチがありましたが、留学生が日本での生活でどのようなことを考えているのかに興味が持たれ、また、毎年のことながら、奨学生の日本語でのお話の上手さには、出席者の皆さんは感心していました。
翌日23日は、奨学生と財団職員の引率のもと、観光バスで浜離宮、浅草寺、東京スカイツリーの東京近郊ツアーを行い、東京観光を楽しんでもらうと同時に、奨学生同士の交流を深めました。奨学生たちは共通の体験を通して語り合い、旧知の友のように仲良くなれたようでした。
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