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西アフリカの小企業の現状
ガーナ出身/ 2006年5月来日
筑波大学大学院 システム情報工学研究科社会システム・マネジメント専攻 博士後期課程3年在学中
趣味:サッカー
将来の夢:母国で教授として若者たちに勉強したことを教える
研究テーマ:クレデットディフォルトスワップの評価
 
 

現代は、貧困削減は最も大切なことである。世界の一億人以上の貧しい人々に役に立つ経済政策が重要だ。途上国では、農業分野で多くの人々が働いている。しかし、企業規模における研究によると、途上国では小規模の企業が多くの就業機会あるいは雇用創出があるとされている。つまり国が小規模企業をサポートすることや経済政策によって、就業機会が増え貧困層の減少に繋がると思う。良い経済政策を実行するためには、小規模企業に対する難点を洗い出す必要がある。本レポートでは、西アフリカの小規模企業の難点と打開策について考えていきたいと思う。

図1は、世界銀行が国々に行ったビジネスの調査である。全体4か国で金融円滑が最も難点である。特にガーナとコートジボワールは高い。金融円滑は、企業成長と企業拡大に効果がある。金融円滑のためには、企業側の担保次第である。

図2で分かる通り、3か国ともに大中小企業の担保割合は同じくらいである。これでは小企業では金融円滑は非常に難しい。ゆえに、企業成長と雇用創出は困難である。

小企業は、経済情勢の影響を大きく受けやすいが、就業機会が多いため、国のサポートは必要不可欠である。小企業への要求担保の代わりに国が保障し、その代わりに企業は国からのアドバイスや指導を受け入れるという政策も一つだと考えている。

この政策によって、企業家精神が増え、経済成長にも繋がり、貧困層の減少が出来ると考えている。

参考文献
[1] World Bank Enterprise Survey:http://www.enterprisesurveys.org/ (閲覧日:2015年7月22日).

 

 
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