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奨学生エッセイ
 
 
 
私が見つけた2つ目の家族!
ベトナム出身/2015年10月来日
横浜国立大学 教育人間科学部3年在学中
趣味:パワーリフティング、ゲーム、アニメ、マンガ
将来の夢:人工知能のパーソナルトレーナーを造る
 
 

私は横浜国立大学・YCCSプログラム・教育人間科学部・3年生のコアです。日本に来て3年目になりましたが、まだまだ知らないことが山ほどあります。最初の頃、日本人の習慣や文化に関して、目にしたことがない物ばかりで、驚くとともに少し困りました。困った時助けてくださったのは学校の先生方やアルバイト先の優しい日本人でした。助けてくれた人々とは今でも連絡をとっています。私にとって、これは不思議なことです。たまに「コア君、元気でいるか」また別の人からは「元気? 今度ご飯にでも行こう」などのメールを1年もの間、定期的にもらっています。外国人の私は日本に来たばかりの時、全く日本語が分からず、ゼロから勉強しました。それなのに、このような親しい関係を築けるとは思いませんでした。

また、2年間も続けているアルバイト先の横浜駅西口のジョナサンでは、最初の6ヵ月間は、周りの人は日本人ばかりで、なかなか仕事をやりづらいなと思いながら、仕事をやりました。日本語を勉強することにいつも苦労している私は元々料理を作ることが苦手で、最初の頃はキッチンで料理を作るより日本語を苦労して勉強する方がマシだと思いました。それに普段、仲間とのコミュニケーションの内容がある程度しか理解できなかったのでミスが多く、みんなに大変迷惑をかけてしまいました。その時、恥ずかしくて辞めたいと思いました。しかし、仲間の優しさのおかげで仕事に慣れてきてその思いは綺麗に忘れました。何度もやり直し、仕事をやればやるほど、皆のことが好きになっていきました。なぜなら、仕事の内容はもちろん、他の日常生活に関することも教えてくださったからです。例えば、1年生の夏休みの時、新潟県でボランティア活動をしましたが、東京以外どこにも行ったことがない私はたくさんアドバイスをもらいました。ある人には「新潟県は昼は暑いけど、夜になったら寒くなるから、上着を持って行きなさい」と言われました。非常に忙しいお店でアルバイトをしているので、いつも休憩の時に、ご飯を食べています。ご飯を食べなかったら、必ず「今日はご飯を食べないの? どこか調子が悪いの?」と聞かれます。聞かれるだけなら珍しいことではありませんが、仕事が終わった後、自分のロッカーのところに食べ物や栄養のあるものが置かれています。「コアさん今日はご飯を食べなかったから、皆が心配したよ。少しでいいからとにかく食べてな!」と何度も言われました。ささいなことですが、日本で一人暮らし生活をしている私にとって本当に嬉しく感動しています。

なぜ私が2年間この仕事を続けられているか? 辛いのに、忙しいのに、もっといいところがあるのに、なぜ辞めないのか? これらのことから考えると、答えは「ここは、私の2つ目の家族ですから」。

 
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