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パパになって思うこと
インド出身/2017年9月来日
立命館アジア太平洋大学大学院 経営管理研究科 修士卒業
現職:インフォシス・リミテッドにてITコンサルタント
趣味:食べ歩き、読書
将来の夢:起業家になる
 
 

2020年11月8日(日)の午前9時39分に板橋区で息子の「スティービー」が生まれました。立ち合い出産だっだので自分の子供の生命の誕生の瞬間を迎えることができました。その日から嫁と私の生活は大きく変わりました。嫁は「ママ」と私は「パパ」になりました。私自身はインド出身で、妻はアメリカ出身です。コロナ騒ぎで里帰りはできませんでした。私と嫁の両親も日本に来ることができませんでした。最初の2ヶ月はやっぱり色々と辛かったです。ママと交代で2 〜 3時間ごとに赤ちゃんにミルクをあげたり、おむつを交換したりしていたので全然寝ることができませんでした。会社からもあまり休みがもらえず苦労しました。元々は仕事以外では家でのんびり過ごすような人間だった私からすると最初の頃のパパ業は大変な肉体労働でした。3ヶ月目からは赤ちゃんが夜寝るようになったので少しは楽になってきました。妻が妊娠する前は仕事のこと、収入のことなどが心配でしたが妻が妊娠したことを知った途端「自分は父親になるんだ!」と実感し大きなプレッシャーを感じるようになりました。「いい父親になるべきだ」「子供の為にあれもこれもしなくてはならない」と強く思うようになりました。何よりも父としては失敗をしたくなかったです。息子を初めて腕の中に抱いた瞬間、心が穏やかになり言葉では表せない幸せを感じました。


パパ似かな?ママ似かな?

私と同様に初めて親になる多くの人々は子育てに対してプレッシャーを感じると思います。私は父親になってから幸せですし、子供の面倒が見られることが幸せに貢献していることに間違いがありません。息子が大きくなって行くにつれ、私の真似をしていくのではないかと考えるとより良い人物になることへプレッシャーを感じるようになりました。私を真似ることで子供がより良い人間になっていく行動をしたいです。悪習慣をやめて、息子の前では、彼がお手本にすべき人になれるように頑張りたいです。より良い仕事をして、より良い人間関係を築いて行きたいです。簡単なことではないけれども、重要なことだと思います。これはプレッシャーでもあれば逆にいい動機付けにもなっています。何より息子と一緒に成長する旅に出ることにわくわくしています。息子にとっていい父親になれることを願っています。他にもプレッシャーや心配事がありますが夫婦で頑張り続ければ将来何があろうとも、それらに対処して行けそうな気がするようになってきました。


ほっぺがつやつや

私自身は、とても良い両親に育てられました。父と母はいつも私を応援してくれました。自分の子供が生まれてから両親の私に対する気持ちが少しは理解できるようになった気がします。そのお陰で父と母により近づけたように感じます。まだパパ役1年未満の私が言うのもなんですが、パパをやってみての感想を伝えたいです。今、自分の時間というものは中々ありませんが、その時間が息子の笑顔になったり、息子の成長に繋がっていると思うとたまらなく幸せになります。自分の時間に溢れていた独身時代、毎日幸せを感じていたかと言われたら正直そんなことはなかったです。これからパパやママになろうと考えている方は何も心配なく楽しみにしていたらいいと思います。


ビーチでリラックス

 
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