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奨学生エッセイ
 
 
 
修士課程の時の活動
インドネシア出身/2020年3月来日
東北大学大学院 医学系研究科 修士2年在学中
趣味:料理作りと花札遊び
将来の夢:認知神経科学の研究者
研究テーマ:動的表情の認識における個人差に関連する機能的結合性
 
 

日本に来てから、もう2年半経ちました。2019年の12月に大学を卒業した後で、2020年の3月に仙台に到着しました。現在、東北大学大学院医学系研究科の応用脳科学研究分野の修士2年生です。修士課程の研究は終わり、9月に卒業の予定で、10月から博士課程に進学します。研究はとても大事ですが、研究以外の活動も必要で、バランスが大事だと思います。

このエッセイには、その研究以外の活動、友達との旅のことを書きます。去年の10月ころ大学の日本語授業で友達ができました。友達は旅行、カラオケ、ランチ、ディナーに誘ってくれました。初めは10人ぐらいのグループでしたが、今は70人以上います。このグループには留学生だけではなく、日本人学生や社会人もいます。

新型コロナウイルス感染症のため、友達と一緒の活動は難しくなりました。ですが、私たちはその制約を守りながら、楽しく活動しています。活動の例は花見、旅、ハイキングです。

4月中旬、桜が満開のとき、花見の旅に行きました。福島県で花見山公園という場所に行きました。天気は晴れて涼しくてまさに花見のための完璧な天気でした。その公園で、チューリップ、ソメイヨシノ、シダレザクラ、桃の花、梅、春もみじ、白木蓮、いろいろな花が咲いていました。私は友達全員に桜もちを作りました。桜もちは花見の完璧なおやつだと思います。あのときの桜もちは少し本物とは違いましたが、皆さんは本当に喜びました。本物の桜もちの材料である道明寺粉は高いので、普通米と片栗粉の混成から作りました。中身は缶詰のゆであずきから作りました。そうして、塩漬けにした桜の葉に巻きました。


桜もち

6月中旬にはハイキングに行きました。行き先は山形県で垂水遺跡と幻想の森です。この場所に行くのはけっこう大変でした。神社、墓地、森を通りました。出発のときには雨が降っていましたが、到着したときには晴れてきました。晴れましたので、葉っぱの間から陽の光が差し込んでいました。森の途中で新しい日本語、「木漏れ日」を学びました。垂水遺跡を訪れてから、幻想の森に行きました。幻想の森の木の形は変わっていて、まるで西洋のおとぎ話の中に入ったようでした。


木漏れ日


幻想の森

6月下旬には、学会に参加するため、ラボの先輩と一緒にスコットランドのグラスゴーに行きました。学会の名前はGlasgow OHBM2022 でした。学会で自分の修士研究の結果をポスター発表しました。ポスター発表しながら、アドバイスや研究関係の知識ももらいました。学会でシンポジウムにも参加して、研究者キャリアの関係も学びました。この学会でも、新しい友達と将来的な研究仲間も作りました。その人たちの出身地は香港、スウェーデン、韓国です。この学会出張ではいろいろなものを得ました。

友達たちと一緒に旅やカラオケや食事をするのはとても楽しいです。その友達たちと出会ったおかげで、私の生活のクオリティは向上したと思います。もし、その中の誰か1人とでも会えていなかったら、今までの楽しい経験はなかったかもしれません。ですので、卒業して、働くようになってからも、友達全員と連絡を取り合っていきたいです。

 
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