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奨学生エッセイ
 
 
 
新しく素晴らしい出会い
ベトナム出身/2022年4月来日
神戸大学 経済学部 経済学科4年在学中
趣味:読書、旅行
将来の夢:日本とベトナムとの架け橋になる人材
 
 

今考えると日本へ留学するのは本当に素晴らしいことだと思います。一番素晴らしいのは素敵な人に出会えることです。日本へ来る前に、ベトナムにいながら留学先の神戸大学経済学部教務係の方々や指導教員である末石先生など、オンライン授業や定期試験の個別対応を受けることができました。コロナ過の中、勉強のことだけでなく、色々なことに関しても大変丁寧かつ迅速に対応してくれています。その時から日本人の親切さをしみじみと感じるようになりました。

さらに日本に来てから、対面授業で先生たちや数多くのクラスメートやゼミ生に出会うことができました。これは本当に遠隔授業とは違って、大きいメリットの一つだと信じています。今まで取った授業の中で一番面白いのは「経済環境」です。グループディスカッションに参加することによって、授業の内容や自己紹介について話し合う機会がありました。このクラスのおかげで、多くの新しい友達が作れました。日本人はもちろん、ポーランド人やネパール人、中国人等もいて、楽しく多国籍な雰囲気を味わえました。時々、一緒に昼ごはんを食べることもありました。そのおかげで、他国の文化に深く面白く触れるチャンスを得ました。そして、先輩たちからいろいろなアドバイスやサポートを受けられました。おいしい店や便利な買い物先などを教えてくれたおかげで、日本での生活はとても過ごしやすくなりました。時々、週末に先輩がショッピングや神戸での観光地に連れて行ってくれます。他にも、最近日本人の知り合いが私を神戸ハーバーランドに連れて行って、歩きながら神戸港の歴史と外国人居留地を紹介してくれました。そのおかげで、なぜ神戸が港町として知られているかがわかって、また、歴史的に保存された遺跡をこの目で見ることができました。機会があれば、必ず後輩のために同じように面倒を見るチューターになりたいです。


BE KOBEで先輩と一緒に撮った写真

このような出会いから一番重要なことを気づかせてくれたのは自分を表現することです。最初は相手の日本語がほとんど聞き取れなかったので、他人と話す時にはすごく緊張していました。異文化コミュニケーションはやはり難しく、どの言葉を使ったらいいか、どのように表現したら言いたいことが伝わるかずっと悩んでいました。しかし、後になって、それらがあまり重要ではなくなると気づきました。わからない言葉があったら英語で話したり、一生懸命聞き返したり、もう一度説明してもらったりすることによって、だんだん伝えたいことが自然に話せるようになりました。人との繋がりなどを通して、自分がどんどん成長していって、徐々に将来の自分がなりたいロールモデルに近づいているような気がします。

留学は一年間だけなので、日本でできるだけたくさん思い出を作って帰りたいと思います。夏休みになったら、友達と東京や大阪を旅行するつもりです。これからも留学生活の毎日を充実して過ごせるように頑張ります。将来には日本とベトナムとの架け橋になって、日本留学で身につけた経験や知識を活かして、日系企業がベトナムに投資するのをお手伝いできる人を目指します。


友達との外食

 
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