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奨学生エッセイ
 
 
 
現在の生活
インドネシア出身/2020年3月来日
東北大学大学院 医学系研究科 卒業
現在:東北大学加齢医学研究所
趣味:料理、友達と一緒にゲームをすること
将来の夢:医科学の大学教授になること
 
 

私が就活を決めたのは、昨年の9月で修士課程を卒業する1ヶ月前でした。現在の仕事のトピックである「孤独感」は、私が学んだテーマと密接に関係しており、東北大学で助教授から声をかけていただきました。昨年の10月から東北大学加齢医学研究所のスマートエイジング学際重点研究センターで助手として働いております。仕事のプロジェクトは、高齢者向けウェルビーイングに関するデバイスのヨーロッパの国(ドイツ、フランス、イタリア)と日本の共同研究です。

私たちのチームは、高齢者の運動、栄養、認知機能、睡眠、社会活動を支援できるシステムを開発しました。そのシステムが実装されているデバイスは、ソフトバンクロボティクス株式会社の小型ロボット「NAO」、Gatebox株式会社のホログラム機械「ひかり」、プロジェクトのチームが開発した小型ロボット「ダルマ」、市販のアンドロイドタブレットです。現在の私の主な仕事は、概念実証研究のための装置を準備し、大きな問題が起こらないようにすることです。または、ドイツの共同研究している大学から来日した留学生をサポートしています。現在の仕事は大変忙しいです。


小型ロボットNAOくん

現在の私の生活は、以前とはとても違います。特に時間と経済状態です。基本的に時間が制限されるようになったと感じます。学生時代は勉強や課題をする時間は自由に選べました。個人的には夜から朝まで勉強や課題をすることの方が好きです。集中力が必要な勉強や課題は、いつも夜から朝まで取り組んでおりました。どちらかといえば、私は、夜の方が集中しやすいと思います。しかし、助手になってから、勤務時間が午前9時から午後6時までと決まっています。集中力は、昼と夜では違いますが、今のスケジュールには適応してきています。

他には友達と過ごす時間も変わりました。一日のスケジュールが決まっているため、友達に会いに行くのは難しいです。例えば、友達と夕飯の時間は以前より遅くなり、カラオケに行く時間は週末に限られます。また、出勤日である月曜日の前日は少し休みたいため、日帰り旅行は土曜日に限られます。友達との交流時間は、学生時代より少なくなった気がします。

一方、現在の私の経済的状況は、学生時代に比べると良くなっています。学生時代は奨学金と両親からの仕送りをもらいましたが、生活費は限られていました。今は、税金を払わなければなりませんし、レストランや娯楽で学割を頼めないので、生活費を少し増やさなければなりません。しかし、働いて収入を得られることには感謝しており、より多くお金を節約することができます。個人的には、将来のことが不安なので、できるだけ節約をしておきたいです。将来起こることに備え、準備しておいて損はないと思っております。

これは私の現在の生活の話です。仕事は色々なことで忙しいですが、一方では、色々ないいこともあります。この仕事でも色々な人に出会い、得られる経験はとても参考になります。来年の4月は、また大学院博士課程に戻り、次の研究生活へ続くことになると思います。自分の未来の夢は、医科学の大学教授になることなので、博士号を取らな
ければなりません。現在の仕事は、人生の一つのチェックポイントに過ぎないと思います。私は、もっと高みを目指したいと考えています。


 
 
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