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第19回奨学生交流会
2011年9月21日〜23日
 
 

毎年恒例となった奨学生交流会が今年も開催されました。
最大級の台風が日本を直撃した9月21日、今年も日本各地から奨学生、奨学生OBの方々が東京に集まりました。残念ながら飛行機の欠航により、参加できなかった方々もいましたが、17名の奨学生・奨学生OBの方々がご参加くださいました。

初日は、奨学生の皆さんに向けての双日(株)の会社説明会、引き続き西村理事長を囲んでの懇談会が行われました。初めは緊張の面持ちだった奨学生の皆さんも、自己紹介や研究テーマについて話をされるうち、打ち解けたムードとなりました。
夜は、都市センターホテルにて懇親パーティが開催されました。大嵐の中、双日(株)関係者、財団関係者の方々にもお集まりいただきました。奨学生の皆さんは日本語で自己紹介や日本での生活についてスピーチをし、時に冗談を交え自身の研究や夢について熱く語ってくれました。その姿に一同感銘を受け、必ずその夢を実現させて欲しいと思わずにはいられませんでした。台風の影響で例年より参加人数は少なくなりましたが、最後に「上を向いて歩こう」を合唱する頃には、会場は大きな一体感に包まれました。

2日目からは、奨学生の皆さんと財団職員で研修旅行に出かけました。台風一過の青空のもと、まずは横浜へ。横浜では「ランドマークタワー」に昇り日本一高い展望フロアから横浜港の風景を楽しむと共に、日本の貿易を支える設備を目の当たりにすることができました。その後、クルーズ船に乗り今度は海から横浜港を見学。晴れ渡る空と青い海、横浜港の美しい風景に皆が酔いしれながら、横浜港の歴史と産業について学びました。
その後「キリン横浜ビアビレッジ」でビールの製造工程と技術を見学しました。奨学生の鋭い質問に案内のお姉さんが答につまる場面もあり、研究熱心な姿勢はここでも発揮されていました。

3日目は、山梨県の勝沼へ。まず「勝沼ガラス工房」にてペンダント・キーホルダー作り。それぞれが好きな色のガラスを並べて作る「ミレフィオリ」に挑戦しました。色合いを調和させるのが意外に難しかったのですが、それぞれが個性的な作品を完成させていました。きっと良い記念の品となったことでしょう。勝沼といえばぶどうの町ですので、その後はワイナリー見学へ。さらに旬の巨峰のぶどう狩りを楽しみました。

奨学生の皆さんは新しい知己を得て、日頃の研究生活を一時忘れて楽しい時間を持てた様子でした。様々な国からの、また大学も異なる留学生の皆さんが、当財団の奨学生の仲間として、この3日間、自分の国や専門分野、夢などについて語り合い、刺激を受け合い、親交を深めることが出来たことが一番大きな喜びです。
それぞれの大学に戻った後も、同じ仲間として連絡を取り合い交流を深め、将来皆さんが自分の国に戻った後も続く友情に発展していって欲しいと思います。

 
こちらから奨学生のエッセイをご覧いただけます>>
 
 
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