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奨学生エッセイ
2021年度
 
奨学生エッセイ
 
 
 
今回のエッセイのテーマは3つです。
中国出身/2015年4月来日
熊本大学大学院 自然科学教育部 修士2年在学中
趣味:スポーツ、科学研究最前線ニュースを見ること
将来の夢:沢山の国に行って、沢山の人と交流すること
研究テーマ:エチオピアのアファ―ル地域の古地磁気研究
 
 

1.科学は人々の幸せのためである
今年は日本で就活を始めました。面接の時によく面接官にあなたの研究内容は社会に何か役に立つのかと聞かれます。自分は今やっている研究は基礎研究で、いつ社会に役に立つか分からないが、いつか役に立つと思いますと答えます。

これで現在の世界の科学競争を思い出しました。現在中国は宇宙やITや半導体などでアメリカと競争しています。それはハイテク分野に負けたら、将来は追い付けないと思います。しかしどんな科学は発展しても、最終的に人間のためでなければなりません。

2.水害から防災、さらに自分の就活
去年から熊本県の八代市は、豪雨に襲われました。今年の7月20日に中国の河南省も豪雨に襲われて、三日間の降水は年間の600ミリに達しました。道路や地下鉄は冠水しました。車も大雨に流されました。とても悲惨なことでした。静岡の熱海市で土石流も発生し、去年オーストラリアの森林で火災もありました。近年は世界の災害は多いと思いました。災害の前に人間の力はどれくらい小さいか分かりました。自分は建設業界に入ることもその理由です。特に自分がやりたいのは空間情報で、地質の調査や測量が混ざる業務に携わりたいです。例えば土砂災害で、まずドローンで、災害斜面を撮影し、どのくらいの崩落量か計算し、さらに現場に行って、実際に調査を行います。こういう仕事の楽しみは外に出て、必要なデータを測定し、分析し、そこから出た結果をお客様に提示することです。日々違う現場に行って、違うデータを取るのは楽しみで、社会にも貢献しています。

3.文明についての考え方
最近母と電話して、母は最近佛教を勉強しています。食べ物について、話がありました。母は私にできるだけ牛肉や犬を食べないほうがいいと言いました。なぜですかと聞いたら彼らは霊性があるからと答えました。いや、そんなことない、ただの動物だよとすぐ言い返しました。母は苦笑しました。日常で意見が食い違うときはよくありますね。電話を切った後に突然ある考え方が頭に浮かびました。人間の意識で物事を判断するとき人間の立場に立って判断しているから、それは自然界の意思を反映しているのか疑問が生じます。言い換えると、牛や犬はただの動物というのは人間が見下して判断したもので、彼らは霊性があるかどうかは人間が判断することではないと思いました。

文明の世界も同じです。地球に生活している人間は宗教や肌の色や国籍などで分類されていて、人種差別や偏見などが生まれてきます。時間スケールを拡大していくと、25億年前から生命が誕生し、さらに400万年からアフリカで原人が誕生し、そして最初の文明―メソポタミア文明から現在21世紀に至りました。さらに視野を広げてみましょう。地球から太陽系に、太陽系から銀河系、壮大な世界の前に地球は勿論小さいし、地球で誕生した生物や文明も色は褪せますね。そう考えると、地球上から発祥した文明はこの壮大な宇宙を代表できなくて、人間の意識はいかに限界性があるか分かります。

 
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