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奨学生エッセイ
2022年度
 
奨学生エッセイ
 
 
 
卒業
韓国出身/2018年4月来日
筑波大学大学院 人間総合科学学術院 修士1年在学中
趣味:ピアノ演奏
将来の夢:教師
研究テーマ:障害を持つ外国人児童生徒の教育支援について
 
 

2022年3月25日、無事、学部を卒業することができました。今年も、新型コロナウイルスの影響で、マスクをして参加し、友達と席を空けて座らなければならず、集合写真も自由に撮れない状況での卒業式でしたが、無事に卒業式が開かれて、とても嬉しかったです。

4年生になって、卒業式の話題になるたびに、友達から「袴はどうする?」という話をよくしていたので、予想はしていましたが、いざ卒業式の当日、大学に和服を着た人々がたくさんいるのをみて、真っ先に私の口から出た言葉は「すごい!」でした。色とりどりの華やかな和服をたくさん見ていると、今日が卒業式であることにまた気付かされて、楽しい気持ちになりました。

私の出身国である韓国は、卒業式の時、フォーマルな服装で参加し、卒業者はその上にアカデミックガウンを着ることが多く、私はどのような服装で卒業式に参加するか悩みました。韓国の民族衣装の韓服にするか、袴にするかたくさん悩んだ末に、袴を着て出席することにしました。卒業することが信じられなくて、眠れない夜を過ごして、当日の朝を迎えました。朝5時に美容室に行き、着付けやヘア、メイクをしていただくことも初めてだったので、とても新鮮でした。


いただいた学位記と記念写真

学部の4年間を振り返って、とても充実した4年間だったと改めて感じました。まず、中学生の頃から夢に描いていた教師になるための「教員免許状」を手に入れることができました。教師になりたいという漠然とした夢はあったものの、日本の小・中・高校に通ったことがなく、通ったことがない学校の先生になる勉強をすることが不安でしたが、周りの友達に色々助けてもらいながら、小学校、中学校、高校、特別支援学校の4つの教員免許状をいただくことができました。特に、教育学を専攻しながらも、特別支援教育について学ぶことができたのは、私の教育に対する考え方が変わる大きなきっかけになり、学部の卒業論文や、これから取り組む修士論文のテーマにも特別支援教育を取り上げています。

次に、「教育」をみる視点が変わりました。大学で教育学を学ぶまで、受験の影響が大きかったのか、私は、教育を受ける側でしか考えられず、「競争で勝つための武器」であるとしか考えていませんでした。しかし、大学に入って、教育を提供する立場になるものとして、教育が社会にどのような影響を及ぼすのか、他の国ではどのような教育が行われているかなど、まだ勉強することはたくさんありますが、入学前に比べるとさまざまな見方を通して教育について考察することができるようになりました。最後に、大学院でより学びを深めたいと考えるようになりました。教育について、そして、私が研究している、外国人児童生徒の中でも障害を持つ子どもたちへの教育支援についてさらに勉強して、支援策を実践したり、現場の先生たちに広めたりすることができる教師になりたいと考えるようになりました。大学院では、4年間学部で学んだ知識に加えて、失敗を恐れずに、学校現場での実践についても意識しながらより専門的な研究をしていく予定です。

大学院の卒業式を迎えた日にも、充実した2年間を過ごせたと思えるように、日々精進して参りたいです。

 
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