私は大都市に住んでいることが大好きな人です。大都市ならどこでも、行ったら面白い物が見えます。国際的な食べ物を売るレストランが多いし、電車がいつでも無数の人で混んでいるし、賑やかな所です。アメリカで大都市に住んでいましたが、今住んでいる東京は一番大きいです。
だから、私の出身は大都市ではありません。小さい、の隣の町から来ました。私の出身はとても静か、自然がたくさんある場所です。そのような街で育っていたので、平和な所は見つけやすかったです。夜のビーチに座ったり、湾の近くの小さな公園で読書したりするのが大好きでした。そんな時、海を眺めていると、世界に自分だけがいるような気がしました。私は都会に住むのが大好きですが、もうそのような場所に同じようにアクセスすることはできません。
それから、東京で引っ越した時に、平和な所を見つけたかったです。アメリカで、大都市はよく木や公園があまりないと思います。それらの都市では、自分には安らぎを感じられる場所がないと感じて、時々苦労しました。逆に、東京はたくさん自然的な所があります。混雑して騒がしい東京でも、静かで平和になれる場所があるのが嬉しいです。
例えば、東京に引っ越した時にアパートを探しながら、世田谷区の桜新町に泊まりました。あの辺に、桜神宮という神社があります。この神社は大きな道路の近くにありますが、それでも静かで快適です。4月に私は日本に数週間しかいなかったので、私はアパートを見つけることや、新しい大学がどのようなものになるかについてストレスを感じていました。けれども、この神社の前を通ると、一瞬立ち止まって深呼吸することを思い出させられるような気がしました。桜が咲き、家族が神様の前で祈っていました。とても素晴らしかったです。東京のような大都市にも、このような小さな神社が街のあちこちにあるのはとてもありがたいことです。私はもう世田谷には住んでいませんが、時々その神社に参拝に戻ります。
桜神宮の入口からの眺め
東京には神社以外にも心落ち着く場所がたくさんあります。例えば、東京のカフェや喫茶店も大好きになりました。飯田橋駅で、川の隣にエレガントなカフェがあります。人気店でいつもお客さんがたくさんいるのに、まるで自分だけが座っているかのような雰囲気がとても気に入っています。私はテーブルの一つに座って、水を見ながら編み物をしたり本を読んだりするのが好きです。座り心地の良い椅子、柔らかな照明、静かな音楽が流れる居心地の良いカフェもあります。私は日曜日の朝にそのようなカフェに行って、コーヒーを注文し、日記を書き、外を歩く人々を眺めるのが好きです。カフェからは、東京の中心にいなくても、東京の喧騒を眺めることができます。
初めて東京に来たとき、頻繁にホームシックになるのではないかと心配していました。しかし、家族がいなくて寂しい一方で、母国にもう住めなくなったことは悲しくないことに気づきました。東京はとても広いので、故郷を思い出させる小さな隠れた場所がたくさんあります。東京に長く住めば住むほど、そういった場所を見つけることが増えます。一生東京に住んでいても孤独を感じることがないような気がします。
Canal Cafe´ から、外堀の眺め
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