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日本での生活と私の周りの人々
ウガンダ共和国出身/2022年9月来日
国際大学(IUJ) 大学院 国際関係学研究科 修士卒業
趣味:料理、ハイキング、旅行、読書
将来の夢:ウガンダの子どもたちのために学習機関を設立したい
研究テーマ: ウガンダのカラモジャ地域における貧困削減と農業の気候変動への適応における伝統的知識の適用の重要性の調査
 
 

2022年9月17日、私は日本に到着し、国際大学で国際関係学の研究を開始するという転機となる旅を始めました。この一歩は、私の人生において大きな転機となり、多くの挑戦と新しい経験に満ちたものでした。

当初、日本での生活に適応するのは困難でした。文化の違い、言葉の壁、そして学業の厳しさが大きな挑戦として立ちはだかりました。しかし、双日財団からの寛大な奨学金が、必要な財政支援と安心感を与えてくれたおかげで、私は勉学に集中し、新しい環境に溶け込むことができました。

大学では、学業や課外活動に積極的に取り組みました。国際関係学のコースワークは、特に私の母国ウガンダのような発展途上地域に影響を与えるグローバルな問題に対する理解を深めてくれました。この学問的基盤は、私の将来の夢を形作るうえで非常に重要な役割を果たしました。

学業の外では、日本の料理に対する情熱、景色の美しい場所でのハイキング、そしてこの国の豊かな文化遺産を探求することに楽しみを見出しました。これらの趣味は、私の学業生活にバランスをもたらすだけでなく、地元のコミュニティや国際的な学生たちとつながる機会を提供してくれました。

私の夢は、ウガンダの子どもたちのための学習機関を設立することです。このビジョンは、ウガンダのカラモジャ地域における貧困削減と農業の気候変動への適応における伝統的知識の適用の重要性に関する私の研究に基づいています。伝統的な慣習と現代的な農業技術を統合することが、地域の食料安全保障と経済的安定性を大幅に向上させると信じています。この学習機関は、教育と革新の中心となり、次世代がこれらの重要な問題に対処するための知識とスキルを持つようにするでしょう。

日本での生活は、単なる学問の避難所だけでなく、私を励まし、導いてくれる支援的な人々のコミュニティも提供してくれました。ここで築いた友情や経験は、私の旅の一部として永遠に残るでしょう。これから先、私は学んだ知識とスキルを用いて、母国において有意義な影響を与えることに専念しています。

日本での時間は、私の世界観を形成し、教育と持続可能な発展に対する情熱を燃え上がらせるものでした。これまでの経験に感謝し、今後もウガンダやその他の地域で積極的な変化をもたらすことを楽しみにしています。

 
卒業式(2024年6月22日)

 
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