皆様こんにちは、日頃は当財団の活動にご支援を賜り、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 当財団は1988年の設立以来、人材育成事業や国際交流事業に対する助成等を継続的に行って参りました。長きにわたり国際交流事業を続けることが出来ましたのは、偏に皆さま方のご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。
世界は、コロナ禍終息後人の移動が従来の状況まで回復し、日本でもインバウンド効果の影響もあり活気が戻ってまいりました。
一方世界情勢に目をむけると、ロシアによるウクライナ侵攻は、まだ収束の目処がつかない状況が続いており、さらにはイスラエルとパレスチナ自治区ガザの紛争が勃発し、国際間の紛争の鎮静化には時間がかかりそうな状況にあります。
これら紛争の影響もあり、世界各地では平和で穏やかに生活できる場所や住居もなく、安全な水や生活できる最低限の食料も不足し、医療設備や薬も不足している人々が増えています。
日々平和で安心して暮らせるありがたさを改めて痛感させられます。
我々は「国際間の相互理解と協力関係の増進」を理念に掲げ活動を行っていますが、我々が助成している奨学生や助成案件に関わる皆様方がやがて世界で羽ばたき活躍し、平和で穏やかに暮らせる人々が少しでも増えて行くよう貢献してくれることを願ってやみません。
今後とも皆さまの一層のご指導とご助言を賜りますようお願い申し上げます。 |