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「日本とトルコ」 ウベット フセイン
トルコ出身。2005年2月来日。カイラングエッジ(東京)にて日本語を学ぶ。
大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻2年在学中。
研究テーマはバイオテクノロジーのマイクロマニビュレーション。趣味は映画鑑賞。
 
 

他の留学生にとっても日本に来る事はとても大変なことと思いますが、1万キロ離れている国なのに、日本とトルコの文化はとても似ていることが大変驚きました。

2年前、トルコで先生と話したとき、私に日本はどれほどロボットの技術が進んでいることと、日本とトルコの文化はお互いにとても似ているということをいいました。日本はロボットの技術が進んでいることを私も知っていましたが、日本の文化とトルコの文化は想像した以上に似ていました。

私にとって日本は初めての外国の経験でした。初めて違う言葉が話されている、そして文化も違う国に行くのはとても面白いことです。しかし、周りの皆様のおかげで早くも日本になれることができました。日本に来て、すぐ大学院に入学し、そしてプロジェクトやレポートは多いことで、日本の文化や習慣を習うのが遅れました。しかし、先生をはじめに、研究室の友達のおかげで、日本の文化にも慣れてきました。

考えて見てください、飛行機から降りてみたら、今まで一回も見たことのない文字が並んでいる。漢字や仮名。そしてタクシーに乗るとドアが開いて、自分で閉まる。外に出てちょっと回ってみたいと思っても、道は聞けないし、聞いても返事がわからない。それでもなんとか誰かに聞こうと思って近くにいる日本人に道を聞くと、相手はあまりわからなくても、一生懸命に説明したり、助けようとしている。とても驚きます。説明するだけでわからなかったら行きたいところまで連れて行ってくれたりします。本当に日本人は大変親切です。そして、レストランに行きますと、従業員全員は一気にいらっしゃいませといいます。そしてメニューを持った女性は丁寧に食べたいものを聞きます。こんなにも丁寧で親切にサービスすることはとても感動します。そしてどこの店に行っても同じように皆丁寧で親切です。

ここでもう一つ加えて言いたいですが、今まで、日本でいろんなところに行きました。しかし私にとって一番面白かったのはホームステーに行ったことです。日本文化をとても身近に感じて、一番いい経験になりました。家に入った時点で、壁に飾っているものや朝ごはんなどとても違う雰囲気でした。多分トルコと日本の文化は一番違うところは朝ごはんです。朝ごはんで、魚やご飯を見るということは、朝ごはんで、チーズとオリーブとパンを食べるトルコ人にとってかなり変わった朝ごはんです。しかし、その違いより、生活で似ているところが私の興味を引きました。家に泊めてもらったファミリーにその話をするととても驚きました。トルコでも靴を抜いて家に入る。そしてお客のために別の部屋を用意します。そしてトルコ人も布団で寝ます。トルコ人もよく正座して下で食事をします。そして日本とトルコの似ているほかのところは言葉です。トルコ語と日本語は同じ言語部族になっています。そのため文法は非常に似ています。

今は修士課程2年目の後期に入って最後の学期に入っていますが、先生の支えや、研究室の友達、先輩の暖かい助けもあって博士課程に行くことを決めました。少なくても後3年日本にいます。日本は技術も進んでいますし、日本人はとても優しいので大学院が終わってからも日本に住むかも知れません。

 
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